クリックで救える命がある
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「政府インターネットテレビ」をご存知だろうか?!総理からのメッセージや内閣の動き、重要政策への取組等を紹介しているほかに、地方公共団体等からの応募により寄せられた各地域における様々な取組に関するビデオ作品を『ニッポンの元気(31ch)』(下線部をクリックすると別ウィンドウが開きます!)として掲載・紹介している。この「ニッポンの元気」の8月30日版に、以前このブログ(2007年5月12日)でも紹介した小児ガンや心臓病などいわゆる難病の子どもたちが、安全に安心して自然体験が楽しめるよう、医療的なバックアップ体制が整ったキャンプの実現に向け、医療関係機関、大学、難病児支援団体等の方々が連携した取組「「そらぷちキッズキャンプ」が取り上げられたのだ。
そらぷちキッズキャンプに関する詳細な説明は以前のブログを見ていただくこととして、是非ともお時間のあるときにこの9分余りの番組の中の、実際にこのキャンプに参加している子ども達の表情を見て頂きたい。この笑顔を見れば、様々な病気を持った子ども達が「外に出かけることが出来ない」のではなく、「出かけて過ごすことの出来る場がない」だけなことにきっと気づいてもらえるはずだ。そしてこの活動に興味を持ってくださった方は、活動に関わる第一歩として是非ともこの「ワンクリック募金」をしてみてはいかがだろうか。株式会社 CtoCグループが、クリックするだけで誰でも気軽に募金が出来る「クリック募金」を自社HPで開始し、「そらぷちキッズキャンプ」へ継続的な寄付をしてくれることになった。クリックした方への負担は一切無いので是非ともクリック募金に毎日協力頂けるとありがたい。
また北海道在住の人だけになってしまうのだが、もっと活動内容を知りたいという人には、9月29日、 HTBスペシャルドラマ『そらぷち』を観てみるというのも良いだろう。「そらぷちキッズキャンプ」に関わる人々や子どもたちの姿をモデルとしたドラマで、闘病中の子どもたちや後遺症に悩む子どもたち、そして彼らを見守る家族や医療関係者、ボランティアの大人たちなど、それぞれが悩み葛藤しながら懸命に生きる姿を、爽やかな夏の北海道・滝川の自然を舞台に描いたドラマとなっている。
最近の日本は上から下まで内向きで、外の世界(世間)に対する関心、思いやりがあまりにもなさすぎるように感じる。我々の周りの環境が悪いのを何でも国・政府のせいにするのでなく、自分たちの中からもっと創造的な発意を出しながら、様々な状況について感受性を高めていく生き方が求められている。人々が自ら意識を持って行動を移さない限り、自分たちを守ることも繁栄を図ることもできないのがこれからの世界なのだ。自分のことだけでなく広い関心と問題意識を持って生活し、広がりを持った日本を作っていくためには、この「そらぷちキッズキャンプ」のような活動から始めてみるのもよいかもしれない。
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