『叡智を生きる 他者のために、他者とともに』を読んで
母校である上智大学出版会から8月に出版された『叡智を生きる 他者のために、他者とともに』をようやく本日読み終えることが出来た。この書籍、上智大学が2013年に創立100周年を迎えることから、上智大学とは一体どのような大学なのか、上智大学そのものを再確認し、上智(SOPHIA)の由来、創設の経緯に始まり、ソフィア・プライド(矜持)やキリスト教ヒューマニズムの解説まで、歴史的エピソードを交えて、上智の教育精神を紹介しているもの。
色々なことを大学時代に学ぶことが出来たけど、やはり私が上智で一番学んだことは、今回書籍の副題にもなっている“Men and Women for Others, with Others”(他者のために、他者とともに)の精神。哲学や倫理学以外の講義でもたえず「自分の才能や能力を自分の満足や利益のためでなく、他者のために役立てることを誇りに思うように」とのメッセージが込められていたように思う。
この強いメッセージを大学時代に全身に受けることが出来たことは、今の職業に大きく影響しているかな。。。
| 固定リンク
「書籍・雑誌」カテゴリの記事
- 『叡智を生きる 他者のために、他者とともに』を読んで(2010.11.09)
- 「愛だけを残せ」&『神様のカルテ』(2009.10.22)
- 雑誌取材終了!(2008.12.05)
- お勧めの本&映画 バッテリー(2007.09.20)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント
他者のために・・キリスト教の精神とかとも
関係あるのかな・・
いい大学といい出会いで人の一生って
決まってしまうね・・
今の道につながる進路でよかったね♪
投稿: boss | 2010年11月 9日 (火) 15時24分