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2009年4月 7日 (火)

小児がんの子どもたちとともに。。。

 新学期が始まり新入生の姿も大学で見られるようになってきた。少し緊張した面持ちでキャンパスを歩いている姿はいつ見てもとても初々しいものですね。

 さてこれからの3か月は私のライフワークの1つである小児がんの子供たちへの関わりが中心となってきます。

 まず今月は29日に日比谷公園で開催される「ゴールドリボンウオーキング2009」の趣旨に賛同してくれた友人たちとともに参加してきます。小児がんの治療は、この20年間でめざましく進歩し、約67割の患児が治るようになってきました。しかし、日本国内には約17,000人の小児がん患児がいると言われており、小児がんは、依然子どもの病死原因第一位です。また、大人のがんに比べると患者数が少ないこともあり、治療方法や薬の研究開発がなかなか進んでいない状況にあります。一方、治療を終えた小児がん経験者の中には、その後の学校生活、就職、結婚などの人生の様々な場面で、社会の理解不足からくる困難を抱える人もおり、周囲のサポートが必要です。「ゴールドリボン」は、このような小児がんを取り巻く状況への理解と支援の願いが込められた、世界共通のシンボルマークです。アメリカをはじめ、世界中で、様々な団体が、ゴールドリボンを掲げ、小児がんの理解、治療研究、精神的・経済的支援などを目指しています。このイベントも小児がんの正しい理解と支援の輪を広げることを目的とし開催されるもので、がんの子供を守る会のおそろいの水色のTシャツを着て約5キロを皆で歩くというもの。ウォーキング以外にも様々なイベントが企画されているようなので、是非とも関東近郊にお住まいの方は立ち寄ってみてください。そして5月は、イギリスのホスピタル・プレイ・スペシャリスト(HPS)の第一人者、パメラ・バーンズ氏による研修会に参加、6月は日本医療保育学会に参加して、日本の病院における子どもたちについて考えてきます。

 日本には20万人の難病を持つ子どもたちがいると言われています。小児病棟で、あるいは在宅治療にて難病と闘う子どもたちにも当然のごとく学習の機会はあるべきで、健康な子どもたちにも、そして病気や障害を持つ子どもたちにも、全ての子どもたちに成長のための良い機会が訪れるような教育や学習について考えていくことは、教育に携わる研究者としての責任と言えるでしょう。学習を実践するかどうかは個人の自由であり、全く強制されるべきものではないし、これが原則であることは疑いありません。しかし、参加する意志がありながらも日本の学習インフラの未整備により、ある特定の人々しか学習を享受できず、その他の人々が学習を行えないのであれば、制度上の欠陥が学習阻害を助長していることになり、是正の必要があると考えるのです。子ども達の多様性のある生き方を損ねないための環境整備が、政策として求められるのではないでしょうか。

 こうしたことから、今後も積極的に小児がんの子どもたちの活動に関わっていきたいと思っています。

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コメント


えらい!!
気の短いオイラには…^_^;

投稿: まつ | 2009年4月 7日 (火) 15時35分

> まつさん

 そんなこと言わずご協力
くださいな!!!

投稿: torada | 2009年5月20日 (水) 16時14分

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受信: 2009年4月29日 (水) 21時53分

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